陰明師

今日はシポと2人で池袋にて陰明師を観た。
野村萬斎、いいっ！
うす〜い顔して、いい味だしてる。
狂言師らしい雅やかな動き、踊りが少なかったのが残念だったけど、真田広之との掛け合いもよし。
あんまり深く考え込まなくてもいいところがいいわ。
私、お涙頂戴ものって嫌いだから、こういうのが好きだなぁ。

それからすっかり萬斎に感化された私たちは早速ぴあに行き、12月の狂言のチケット入手！
今から楽しみだわ〜♪

そんでもって、鳥良でディナー。
しぽちゃんお酒弱いから私も抑え目〜♪
いろいろ語ったりなど・・・。
しぽちゃんにはあの人のこと、今私が陥ってるもやもやした気持ちを話しちゃおうかとも思ったけど、やっぱりいえなかった。
言って楽になるものでもないし、言うべきことでもないし、自分で決断するしかないんだから、きっと言わなくて正解。
友達同士でも、言わないほうがいい事だってある。


しぽちゃんとバイバイしてから、私は1人彼のうちへ。
もうすぐ海外旅行に行ってしまうから、旅行前に2人で会うのはきっと今日しかなかったから。
「サトラレ」というビデオを借りて見た。
ちょっと感動。
ほろっときた。
さっき、お涙頂戴ものは嫌いだって言ったくせに・・・。

だけど、そのあと、彼から、大変なことを打ち明けられた。
なんとなく分かってたことだったけど。
でも、本当に耳にして知ることはやっぱりショックだった。
なんていっていいのか分からない。
私は、自分が恵まれた環境にいる事に気づかずに、周りに甘えきって生きているんだと思う。
そして、私は彼に対して、ごく自然な感じで接するつもりでなんでも話してきたけど、もしかしたら、やっぱり彼のなかでは、ききたくないこと、羨ましいこと、いっぱい話してしまったのかもしれない。
それから、私には、それを抱えきれるほどの力はない。
考え出すとどうしていいかわかんなくなる。
だけど、何かしら私の存在が救いになっているのだろうか？
考えても答えは出ない。
自分が経験したことがないことは、やっぱり想像しても想像の域を越えない。
きっと、今までどおりにしてるのが一番いい。
考え込んでも私はいい方向に向かわない。